第4回胎話コ-チへの道

前回は、前世でのお腹の子との縁を知って、産む決心をしたというところまででしたね。

インドネシアに行ったことがある人はご存知と思いますが、空港を出た途端に独特の匂いが漂ってきます。
バリは、それ程ではないのですが、ジャカルタは、ココナッツ油にスパイスが混じったような匂いがします。
インドネシアの料理は、唐辛子、にんにく、クロ-ブなどのスパイスを石臼でつぶしてから、
ココナッツ油で炒める(というより揚げる)ことが多いからだと思います。

住んでいた場所がカンポン(村)の中だったので、いつもそんな匂いが漂っていました。
すぐに慣れましたが、つわりが始まると、その独特の匂いと油っこい料理がどうにも気持悪くて、
「さっぱりしたお蕎麦やそうめんが食べたい!」と思いました。

その匂いから逃れるためと、上の二人を産んだ産院の先生に診察してもらうために、
一度一人で帰国することになりました。

空港では、なぜか予約していた席が埋まっていて、代わりにと、ファ-ストクラスに案内されました。
おかげで、特別ラウンジで休めて、夜行フライトでも、席が水平に倒れてベッド状態になったので助かりました。
(これも、赤ちゃんのパワ-によるものでしょうか?)

東京の実家に着いて、スパイスの匂いから解放され、さっぱりしたものが食べられると思ったら、
中華のお店に両親と弟夫婦が集まり、「まさか本当に産むつもりじゃないでしょうね?」と詰め寄られました。

「最終的に決めるのはあなたです」って手紙に書いてあったから、
「産むことに決めました」って返事したのに・・・。

「出産で体が悪くなることはあっても、良くなることはあり得ない」と、医者の弟からも言われて、
もう一度考え直すようにと言い渡されました。

「とにかく、一度診察してもらってから・・・」と返事を濁して解放してもらったんですが・・・。

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