20年前の1月17日、二日後に出産予定日を控えた私は、テレビの映像を見ながら不安がつのっていました。
神戸の東灘区にある夫の実家は築40年以上の木造家屋。とても無事とは思えませんでした。

電話がつながらないまま午後になって、このまま不安な思いでいたらお腹の赤ちゃんに良くないと思い、隣の部屋に移動しました。
「元気?」と、お腹の子に声をかけた時、「お母さん心配しないで。大丈夫!」という声が聞こえました。
それまでも、声をかけると、お腹を蹴って答をくれていました。
でも、この時は、はっきり言葉が伝わってきました。

その直後、義弟から電話があり、公衆電話からかけたらつながって、両親も家も無事とのことでした。
それから一週間後、ようやく直接電話で話すことができて、安心したせいか、その晩から陣痛が始まり、翌朝、女の子を出産しました。

これは、私だけの特殊な出来事ではないと思います。
「胎内記憶」の第一人者で産婦人科医の池川先生のお話によると、大人は1秒間に2000ビットの情報しか受け取れないのに対して、
赤ちゃんは、1兆ビットの情報を処理する能力があるそうです。
だとしたら、遠く離れた場所のことがわかっていても不思議ではないと思います。

もし、似たような体験をされた妊婦さんがいらしたら、ぜひ教えてくださいね。